乳がんの骨転移とは
骨転移の主な症状
骨転移が起こると、痛み、しびれや麻痺などの症状が現れたり、骨折が起こったりします。このような、さまざまな症状によって日常生活に大きな支障をきたすことがあります。そのため、骨転移と診断をうけたら早期に治療を開始することが大切です。
骨転移の主な症状
がん細胞が周囲の神経を刺激すると、痛みが起こります。最初は軽い痛みですが、徐々に強い痛みに変わっていきます。体を動かしたり、転移した場所に体重がかかると、強く痛むこともあります。
骨が弱くなるため、ちょっとした力がかかるだけで骨折することがあります。
脊髄(背骨の内側にある神経の束)が、がんや骨折などで圧迫され、痛みや筋力低下、手足のしびれや麻痺などが起こります。
骨のカルシウムが血液に流れ出すため、血液中のカルシウム濃度が高くなります。便秘、吐き気、食欲喪失、嘔吐、疲労などのさまざまな症状がみられます。