普段の生活
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睡眠やアルコール
タバコなど
生活習慣を見直して、骨折予防と転倒防止を
骨を支える生活習慣の基本
お酒はほどほどに
適量の飲酒は問題ありませんが、度を過ごすと利尿作用によりせっかく摂取したカルシウムを排泄してしまうので注意が必要です。

禁煙しましょう
タバコはカルシウムやビタミンDの吸収を妨げます。
睡眠は規則正しく
睡眠不足から足元がふらつくと、骨折リスクが高まります。痛みやしびれのために眠れない時は必ず担当医に相談してください。 圧迫骨折による運動不足から昼夜逆転生活に陥ることも少なくありません。明るい昼間のうちは無理のない範囲で体を動かし、夜暗くなってから就寝するように心がけましょう。

転倒防止の工夫
骨転移が進行すると転倒骨折のリスクが高くなります。家族と相談して、家の中の段差を減らし、すべりやすい床や階段には敷物を敷くなど工夫をしましょう。
また、夜に足元を照らす常夜灯を準備しておきましょう。
歩行と筋力トレーニング
骨は負荷をかけないともろくなります。痛みがないときはゆっくり散歩をしてみましょう。骨を支える筋肉が弱くなると骨折しやすくなります。担当医と相談しながら適切な負荷で筋力トレーニングをしましょう。
姿勢と動作を工夫しましょう
中腰になる、重いものを持ち上げる、からだをねじるなどの動作は骨に負担がかかり、骨折につながる恐れがあります。床にものを置かない、重いものを持ち上げる時は二段階にするなど工夫をしてください。